電話・対面(特殊詐欺など)作成日: 2026-04-22
還付金詐欺
高齢者向けATM役所
役所を騙り「医療費の払い戻しがある」とATMへ誘導する。
詐欺の具体的な内容
還付金詐欺とは、市役所や年金事務所の職員を名乗り、「医療費や保険料の過払い金(還付金)が戻ってくる」と嘘をつき、被害者を無人のATMに誘導して逆にお金を振り込ませる詐欺です。
「今日が手続きの期限」「手紙を送ったが返信がない」と焦らせるのが特徴です。
高齢者が主なターゲットとなり、携帯電話で通話しながらATMを操作させることで、本人は「お金を受け取っている」と信じ込んだまま、実際には犯人の口座へ送金する操作を行わされます。
主な手口のステップ
- 役所を装う電話: 自宅の固定電話に「〇〇市役所保険課です。医療費の還付金が約4万円あります」と連絡が入ります。
- 期限の切迫: 「書類を送りましたが期限が今日までです。今ならまだ間に合います」と焦らせ、最寄りのATM(スーパーやコンビニなどの無人ATM)へ向かわせます。
- 金融機関職員の登場: ATMに着くと、今度は金融機関のコールセンターを名乗る人物から電話がかかってきます。
- 巧妙なATM操作の指示: 犯人の指示通りに画面をタッチさせられます。「受付番号を入力してください」と言われますが、実際にはそれが犯人の口座番号や振り込み金額であり、被害者自身の口座からお金が振り込まれてしまいます。
詐欺の例
市役所の職員を名乗る者から「累積医療費の還付金が3万5千円あります。今日が締め切りなので、至急近くのスーパーのATMに行ってください」と電話があった。
焦ってATMへ急行し、着いたところで指示された番号に電話をかけた。
電話口の銀行員を名乗る男から、「還付金を受け取るための暗証番号です。画面の『お振込み』を押して、私が言う数字(例:498,500)を入力してください」と指示されるがままに操作した結果、約50万円を犯人の口座に振り込んでしまった。
防犯のポイント
- 「ATMで還付金が受け取れる」は絶対にありません。 市役所や年金事務所がATMの操作をお願いすることは100%ありません。
- お金が戻ってくるという電話があったら、一度電話を切り、市役所や年金事務所の公式の代表電話番号を自分で調べて、本当か確認する。
- 携帯電話で通話しながらATMを操作している高齢者を見かけたら、詐欺の可能性が高いため、声をかけるか店員・警察に通報する。
- 自宅の固定電話は常に留守番電話設定にしておき、知らない番号には出ない対策(防犯機能付き電話の導入など)が最も効果的です。