その他・特殊なもの作成日: 2026-04-22
ナイジェリア詐欺
国際メール遺産
「多額の遺産を受け取る手伝いをしてほしい」という国際メール詐欺。
詐欺の具体的な内容
ナイジェリア詐欺(419事件とも呼ばれます)とは、海外から「多額の遺産や隠し資産をあなたの国に送金したい。手伝ってくれれば高額な謝礼を支払う」という内容のメールを送りつけ、手数料や税金などの名目で前払いを要求し、金銭を騙し取る国際的な詐欺です。
ナイジェリアなどアフリカ諸国を発端とすることが多いためこの名がついています。
「独裁政権下の元政府高官の妻」「難病で余命わずかな富豪」といったドラマチックな設定を用い、翻訳機を使ったような少し不自然な日本語や英語で送られてくるのが特徴です。
主な手口のステップ
- スパムメールの受信: 見知らぬ海外のアドレスから、「緊急のお願い」「莫大な遺産の相続人を探している」といったメールが届きます。
- 協力の申し出: 興味本位で返信してしまうと、本物らしく見せるための偽の身分証や銀行の残高証明書(偽造)が送られてきて、協力を求められます。
- 手数料の前払い要求: 「数億円を送金する準備ができたが、海外送金のための弁護士費用や税金、賄賂として先に〇〇万円を振り込んでほしい」と要求してきます。
- 終わらない請求と音信不通: 一度お金を払うと、「手続きに問題が起きた」「追加の税金が必要だ」と次々にお金を要求され続け、全財産を失った後に連絡が途絶えます。
詐欺の例
「私はナイジェリアの元政府高官の未亡人です。夫がスイスの銀行に残した莫大な遺産(約10億円)を日本の口座に一時的に避難させたい。口座を貸してくれたら謝礼として20%(約2億円)を支払います」というメールが届いた。
本当かもしれないと返信したところ、「送金手続きを進めるため、現地の弁護士費用として先に50万円を立て替えて送金してほしい」と指示された。
指定された海外口座に送金した直後から、相手からの連絡は一切来なくなり騙し取られた。
防犯のポイント
- 見知らぬ外国人からの「多額の遺産や資金を預かってほしい」「送金を手伝ってほしい」というメールは100%詐欺です。即座に削除・ブロックしてください。
- どんなに魅力的な謝礼を提示されても、絶対に返信しない。返信すると「騙しやすいカモ」としてリスト化され、さらに迷惑メールが増えます。
- 見知らぬ相手への海外送金(特にウエスタンユニオンなどの海外送金サービスを利用した個人宛の送金)は絶対に行わない。
- メールに添付されているファイルやURLを開かない。(ウイルス感染や個人情報流出の恐れがあります)