契約・ライフスタイル作成日: 2026-04-22
霊感商法
不安開運高額商品
「先祖の霊がついている」と不安を煽り、高額な印鑑や壺を売る。
詐欺の具体的な内容
霊感商法とは、「先祖の因縁が悪い」「悪霊が憑りついている」などと超自然的な現象や霊的な恐怖を用いて被害者の不安を極度に煽り、その解決策(除霊や開運)と称して、本来は価値のない壺、印鑑、数珠、掛け軸などを法外な高値で売りつけたり、高額な祈祷料を請求する詐欺(悪徳商法)です。
「このままでは家族に不幸が起こる」「病気が治らないのは霊のせいだ」と、人生の悩みや病気で精神的に弱っている人の心の隙につけ込むのが特徴で、被害額が数百万〜数千万円に及ぶケースも珍しくありません。
主な手口のステップ
- 悩みへの共感と接近: 街頭でのアンケートや手相占い、または知人の紹介などを装って接近し、健康不安や家族の悩みなどを親身に聞き出します。
- 恐怖心・不安感の植え付け: 聞き出した悩みに対して、「それはあなたの先祖の業(カルマ)のせいだ」「このままだと子供が大病を患う」と断言し、恐怖心を煽ります。
- 解決策としての高額商品の提示: 「この特別な力が入った数珠を持てば運気が好転する」「この壺を買って供養すれば因縁が断ち切れる」と、高額な商品を勧めます。
- 孤立化と継続的な搾取: 「このことは他人に話すと効果が消える(あるいは祟りがある)」と家族や友人に相談させないように仕向け、その後も次々と新しい霊的トラブルをでっち上げてお金を巻き上げ続けます。
詐欺の例
駅前で「手相の勉強をしています」と優しそうな女性に声をかけられ、最近仕事が上手くいかない悩みを打ち明けた。
後日、紹介された「偉い先生」という人物に会うと、「あなたには水子の霊が憑いており、このままでは家族が事故に遭う」と深刻な顔で言われた。
恐怖でパニックになり、言われるがままに除霊の効果があるという300万円の「開運の壺」と「祈祷済みの印鑑セット」を借金をして買ってしまった。
防犯のポイント
- 「先祖の祟り」「霊の仕業」などと不安を煽って商品を勧める手法は、霊感商法の典型的な手口です。絶対に耳を貸さないでください。
- 街頭でのアンケートや無料の占いは、情報を聞き出すための罠であることが多いため、安易に個人情報や悩みを教えない。
- その場で契約させようと「今すぐ除霊しないと手遅れになる」と焦らされても、絶対にその場でお金を払ったり、契約書にサインしない。必ず持ち帰って家族に相談する。
- 不安になって高額な商品を買ってしまった場合でも、霊感商法はクーリング・オフや消費者契約法による取り消しが可能な場合があります。すぐに消費生活センター(188)に相談してください。